JOURNAL − ジャーナル − #22 TEORIスタッフのバウハウス 写真レポート
デッサウのバウハウスミュージアム
| PM13:15 | バウハウス校舎到着
窓開閉の器具の 装飾を排したデザイン
| Impression | 一般的にバウハウスは「合理性」「機能主義」がクローズアップされがちである事、また当時の記録写真が比較的古いモノが多いため、ともすると同校のデザインからやや無機質な印象を受けるかもしれません。 実際には、外部環境を取り込んだり、採光やカラーリングによる光の表情の変化を付けるなど、自然の共存を大切にする空間づくりをしています。また家具もスチールパイプを主材としながらも、弾力性に優れ座り心地よい製品になっています。 テオリの社名の由来はドイツ語の「Theorie=セオリー=基本・原点」にありますが、自然の持つ心地よさ大切にしながら合理性のあるモダンデザインの系譜の中にテオリも存在する事が改めて確認できる機会でした。 次回のジャーナルは、テオリの代表的な椅子「テンション」のデザインについてデザイナーである岡山県立大学の三原鉄平教授インタビューです。10月の掲載をお楽しみに。
JOURNAL #23 2024年10月掲載予定
テオリストーリーvol.6 竹集成材プロジェクト
iF DESIGN AWARD 2024 5チェア受賞レポート