テオリ
約1年営業されてみて、感触はいかがでしょうか。
堂本さん
昔ながらの町のケーキ屋さんとは少し異なった営業スタイルのため、最初は地域の方々に受け入れていただけるか心配でしたが、思った以上に県内外からも多くのお客様にご来店いただいて大変ありがたく思っています。
テオリ
特に重視されているところは、どんなところでしょうか。
堂本さん
季節ごとに旬な果物を取り入れながら味のバランスが良いこと、できるだけ生産者さんのところに足を運んで安心できる材料を使うこと、見た目も勿論なのですが、ご来店時の接客から始まり「ロージャン ボーロらしいな」と感じて頂けるようなオリジナリティある商品や、主役ではない定番のタルトベースにも当店ならではのアイデンティティを持たせています。
テオリ
美味しそうであると同時に、見た目がとても洗練されていますね。
堂本さん
そうですね。 そこにはこだわっていますね。まずは素材ありきなのですが、それを活かすことから構想を練って、最後に見た目を組み立てていきます。工場での大量生産であったりホールケーキをカットしたもの方が効率やコストの面では良いのですが、他にはない当店ならではの世界感やショーケースでの見え方、食感にもこだわって、日々パティシエチームやスタッフの皆と一緒に手間暇をかけています。
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