TEORI

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JOURNAL
− ジャーナル −

#1 テオリ創業の原点 vol.1
 
   

中学生時代、木工との出会い

 

岡山県高梁市で育った中山正明は、中学2年生の時に近所の人から箪笥の修理を頼まれた。兄の大工道具を使って見様見真似で直したところ思いがけず感謝され、この出来事が木工を志す原点となった。
その後、岡山県立高梁工業高校(2006年閉校)の工芸科に進学し、木工の道を歩み出した。

 
 




 
 

1973年に愛媛県西条市で創業を予定していたクラレインテリア株式会社
(2010年解散)に就職。当初はクラレインテリアの前身である北海道民芸木工株式会社(北海道民芸家具ブランドは2009年に飛騨産業株式会社が継承)で研修を受け、板積、乾燥、木取り、加工、塗装など家具づくりに関する一通りの工程を経験した。

 
 

当時のクラレインテリアは、資本関係のある松本民芸家具の職人が加工責任者となり、主にデンマークデザインの家具を製造していた。上質なデザイン・ディテールをもつ家具づくりにやりがいも感じ仕事に取組み、現場の職長にまでなったが、当時の家具の市場にはまだフィットしなかった為、販売不振に伴い徐々に下請会社のようになっていく気配を感じて退社を決意。ただ家具を作ること自体は大変面白く、いつかはオリジナル製品を手掛けたいと思い始めた。


クラレインテリアで
製造していた家具



 
 

1978年に岡山県小田郡矢掛町(現工場の隣町)の家具メーカーに転職。当時既成の婚礼家具を製造していた工場で商品開発を担当した。
小手先の商品開発には飽き足らず、より本格的な商品の開発を模索し無垢材の自社加工体制を0から立ち上げ、実質的には社内創業ともいえる経験を得た。課長となってからはハウジング部門の立ち上げに携わり、勤続10年を機に退社した。



 

テオリの創業
1989年〜

 


創業当時の社屋

 

 
 

温めていた創業の想いを形にするため、住まいを構えていた岡山県吉備郡真備町(現倉敷市真備町 創業当時の倉庫)で会社を始めると決め、電気屋の30坪の空倉庫を借り受けて1989年に34歳で会社を設立した。
妻と社員2人で木工部材の下請け加工を始めた。社名は懇意にしていたデザイナーに相談し、ドイツ語で“原点”を意味する“TEORI”と定め、いつか自社製品に冠することを夢想しながらロゴデザインを決めた。

引き出しの前板やロッカーの木製扉など、仕事の依頼には事欠かなかったがとにかく工場が狭いため、毎朝通路に仮置きした資材を外に運び出してから仕事に取り掛かると不便な中でのスタートとなった。
できることが限られる中、3年で土地を買い5年目に工場を建て10年目にオリジナル商品を発売するという目標を立てた。


 
 
 
地鎮祭の様子   新社屋建築の様子
(現住所)
 
 
計画通り3年目に真備町服部の元鶏舎の土地を購入。まだ実績に乏しく財政的には苦労したが、銀行の担当者にも恵まれなんとか融資を受けることが出来た。
しかしいざ工場を建設しようとした際には、市街化調整区域の特例に該当しない建築中の本社工場ため建設できないことが判明。
急遽近隣に農業用倉庫を建設して制度をクリアし、ようやく建設許可を得ることが出来た。

創業5年目の1993年、
真備町服部に300坪の本社工場を新築。
初めて竹の自社製品を発表する5年前のことであった。
 

 

JOURNAL #2
テオリ創業の原点 Vol.2
 
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